鹿児島ひとり旅の3日目(大隈半島〜志布志)

薩摩半島の山川港からカーフェリーで移動

3日目は朝風呂浴びたらさっさとチェックアウトして、指宿駅まで戻ってレンタカーを確保。ドライブ旅に切り替えます。昼酒は序盤で楽しんだので、ソフトドリンクと安全運転に努めます。

今日は朝から山川と根占を繋ぐ "海の国道" フェリーなんきゅうにのって隣の大隈半島に移動します。指宿のある薩摩半島には他にもいろいろ見どころがありそうでしたが、とりあえずカーフェリーというものに乗ってみたかった感が否めません。

山川港は指宿駅のあたりから車で10分弱くらいです。10時の便に乗ろうとして9時15分くらいに着いたら今回は余裕で空いてました。あまり大きくないカーフェリーで、できれば電話して事前予約したほうが安全とのこと。観光バスとか複数台一気に予約入ると、一般車の余裕がだいぶなくなるみたい。


フェリーなんきゅう


山川港からスタート


乗船時間まで余裕があったので山川港の周辺をしばし散歩。鰹節など鰹の加工食品が多く、なんとなくおつまみになりそうな鰹製品を購入。前日も鰹節のおつまみ食べたけど...。


初体験のカーフェリー、乗ってしまえばただのフェリー


根占港まではおよそ1時間の船旅。遠すぎてまったく撮れませんでしたが、道中は船上からイルカが海面を跳ねている様子が見られました。

大隈半島の根占港に上陸

調子にのって船上で海風にあたり続けた結果、体を冷やしてしまいお腹が痛くなりつつ根占港に到着。山川港と比べて規模も雰囲気もあまり変わらない感じ。


謂われは調べていないが根占港近くの小島に鳥居がみえる


漁港っぽさ


痛くなったお腹を抱えつつ、とりあえずフェリーから車を降ろして漁港近くの施設である南大隅町観光交流物産館なんたん市場のトイレに直行。わりと新しそうな建物だったので、期待通り小綺麗なトイレで助かった。


黄金カンパチというチートアイテム


出したらお腹が減ってきたので(失礼)、せっかくなので漁港最寄りの観光交流物産館という期待を込めて刺身を購入。カンパチを養殖しているみたいです。お茶は知覧茶ペットボトル。知覧は昨日滞在していた指宿方面の地名です。鹿児島には知覧に限らずお茶の名産地が多い。


漁港近くの売店でおもむろに買う刺身の当たり率は高い


で、このカンパチはめちゃくちゃ美味しかったです。脂がのってて身の締まりもプリップリで、人生単位でかなりの上位というか首位では?という感じのするカンパチでした。やっぱり漁港近くの刺身は美味しい。そして安い。

とりあえず雄川の滝

大隈半島に着いて最初の目的地は雄川の滝です。このあたりから全体的な旅程が、海・川・滝と色々な水辺を回る旅に偏っていきます。

雄川の滝の最寄り駐車場までは根占港からさほど離れていないので、車で15-20分くらいで辿り着けた覚えです。平日ど真ん中に行ったので、広い駐車場もスカスカで停め放題。


道中の川にかかる鯉のぼり


最寄り駐車場からは 1.2km くらいの遊歩道を通って滝に向かいます。道はちゃんと整備されているので歩きにくさはありませんが、いわゆる運動できる靴、くらいは履いていった方がよさそう。あと平坦な道でもないのでそれなりの運動量になります。


ネイチャートレッキング感のある滝への道


遊歩道は渓流のすぐそばをずっと歩くことになるので、水音を聞きながらゆったりと散歩を楽しめました。1.2km ともなるとそれなりに時間はかかりますが退屈しません。


川沿いを抜けて滝を目指す


肝心の滝はいまいち水量に恵まれず良い写真が撮れなかったので滝壺のエメラルドグリーンと観光用の物見台の雰囲気が分かる一枚を置いておきます。雄川の滝のカッコよい写真は鹿児島県観光サイトに載っています。


雄川の滝(と物見台)


このあと大隈半島中部の渓谷とか公園でもドライブして回ろうと考えていましたが、雄川の滝で山・川・滝を一旦摂取できたので、予定変更して本土最南端の佐多岬を目指してみることにしました。

昨日も長崎鼻という岬を見てきたばかりでしたが、まあ、ほら最南端っていう触れ込みですし、ね

本当は神川大滝公園荒平天神花瀬自然公園あたりを回るつもりだった

本土最南端の佐多岬

南大隅佐多岬までのルートは道が細い、危ないなども特になく対向車線含めて2車線で安定して走れる海沿いのドライビングルート。窓をあけて走っていると風が気持ち良いですし、運転していても景色の良さを感じられます。

が、道中の見通しのよくないカーブに入った瞬間、対向車線で追い越しをがんばった車が正面から突っ込んできたのは肝を冷やしました。残機減るところだった............。カーブでやんなよそれ。

着いたぞー!と思って駐車場すぐ近くの展望所で景色を眺めてブラついていると、例によって奥のほうに別の展望所があったり、真の最南端というトゥルーエンドルートをみつけたり。トゥルーエンドはガイド同伴じゃないと辿り着けないので、とりあえず展望所に向かいます。

展望所までの道は距離がある&そもそも工事中とかでアップダウンも激しく、健脚でないと辿り着くのが大変そうな風情です。帰りにすれ違ったお年寄りは無事に辿り着けたのだろうか....。


展望台までの道中にある御崎神社の鳥居


運転中にも気付きましたが、このあたりまで南下すると植生がだいぶ亜熱帯です。道中にある神社の鳥居と亜熱帯植物、取り合わせが物珍しい見た目をしています。


展望台から灯台方面の眺望


最近建てられた新しい展望台は小綺麗ですし見晴らしもよく気持ちがよいです。トイレ設備もありましたが稼働前で使用禁止です。インフラの整備はまったく追いついていないようですが、歩けば辿り着けるし景色は文句なしです。

展望台から南のほうを見ると真の最南端たる灯台方面を見ることができます。徒歩であの灯台向かうのは更にキツそう.....。


別の角度からの眺望


こちらは展望所からいくらか下がった、これまた別の景観スポットからの一枚。方角的には北東?こちらも例によって青い海でよかったです。

佐多岬から志布志湾への長距離移動

本州最南端から志布志湾(宮崎県との境界くらいの位置と後ほど知った)との間はかなり離れていて、高速自動車道とかもないので延々とした道を 100km くらいドライブしました。普段あまり運転していないのでなかなか遠い........。思いつきで岬に立ち寄った代償。

素泊まりで朝飯をパスした上に、カンパチしか食べてなくて空腹が度を超した結果、道の駅でから揚げを購入。下の写真はすでに大きいの2つ分減っています。


朝飯を食べ損ねていたのでおやつにから揚げを購入


大黒リゾートホテルでオーシャンビューを満喫

休憩を挟みつつも車を走らせること2時間超、ようやっと今日の宿に到着です。¥5,000-6,000 の素泊まり宿を狙って移動していた今回の旅で結果的に唯一の1泊2食つき ¥12,000 の宿です。

微妙にバブル時代の残骸感を醸し出しつつも、よくメンテナンスされていて設備に古くささを感じることはなくて快適に過ごせるホテルでした。雰囲気はまあまあ古くさいですが、そんな嫌いじゃない。


大黒リゾートホテル外観


全室オーシャンビューのツインルームが基本みたいなので、ひとりでツインのベッドを占拠。ベッドもシーツもよい具合でした。とにかく景色が良い!ベランダもしっかり備え付けられていて絶景を独り占めできる系のロケーションです。


オーシャンビューで海がすぐそば


オーシャンビューと謳って海が見えていても、微妙に建物と海の距離があいているとベランダに出たり窓に近づくと普通に建物の屋根や敷地の設備が目に入って残念なことありますよね。

なので最近、オーシャンビュー目当てのときは建物と海岸線の距離を Google Maps などで確認してから予約しています。ここはバッチリでした。すぐ眼下に広がる海と波音でテンションが高まります。


ベランダから見える海の景色


となるとまずはベランダに出て1本あけるのがスジってもんでしょう。ぐびり。

部屋に中身の空いた冷蔵庫はありますが、コンビニやスーパーが道中に乏しいです。嫌な予感がして早めに志布志エリア入ってすぐくらいのコンビニに立ち寄って大正解。


運転し終わったので即チューハイ


宿泊者はタラサの湯という同じ建物内の温泉施設を利用できます。

広い湯船で体も心もリラックスでき、心満ち足りる豊かなタラサの湯(天然活海水の湯)。海には人を癒してくれる力があるように、海水の湯に浸かることで自然治癒力をたかめ、また、雄大な志布志湾の景色を眼下に眺めることで、さらに日頃の疲れも解きはなってくれます。 タラサの湯|志布志湾大黒リゾートホテル公式サイト

そう、海水。近年、おっさん化の進行によって肌が弱い(皮脂が少なくて常に乾燥性湿疹)のでビリビリにしみるのも少々覚悟していましたが、運転中に日焼けしてしまっていた箇所のほうがヒリヒリしました。

時期と時間帯に恵まれたのか夕暮れ時にもかかわらず海水露天風呂が貸し切り状態。半身浴したり涼んだりしつつ、1時間近く夕暮れを眺めてボケーッとしてました。


タラサの湯、海水露天風呂からの景色


食事は中日ともなるとさすがに胃腸が疲れてくる頃やろー、と考えていたので予約時の「夕飯は刺身定食」という記述にライトな食事を期待していたのですが、いざテーブルについてみれば普通に和食のコース料理でした。食べ過ぎでしんじゃう。

刺身は朝のカンパチの感動が抜けきっていなかったのでアレでしたが、どれも無難においしかったです。お吸い物がカメノテ入ってて、初めてカメノテ喰えたのは良かった。


刺身定食と聞いていたのに煮魚や揚げ物、鍋もついてくる恐怖


あと、ここでついに芋焼酎デビューを果たしました。ちょうど志布志で作られている黒若潮という芋焼酎が甘い香りも感じさせつつ、味わいはすっきりとしていて非常に飲みやすく、これまでの苦手意識が完全に払拭されました。後から調べたら全然高い酒ではなかったのもポイント高い。

この日の夜も、例によって晩酌しながら次の日の宿を予約してから適当に就寝。次は空港近くまで戻りながらドライブしつつ妙見温泉に宿泊します。