よく訓練されたPHPerになるための良書3選+2選

PHPer向けの個人的な良書3選

プロフェッショナルなPHPer向けではなく、初〜中級者レベルの過渡期にあるPHPerを対象にして各書籍を紹介しています。よく訓練されたPHPerって、どんなんだろう...。


頭に入れる:Pocket詳解 PHP辞典

プログラム初心者が開発環境を整えることは、サーバーとメモ帳があれば動かし始められるPHPにとって、初期段階であまり重要ではありません。まずはやりたいことから逆算して、どんな関数があるのかを知って頭に入れるのが大切だと思っています。

あと、PHP自体にマイナー関数が多すぎるので、そういう意味でもリファレンス本は一冊あると、ふとしたときに思わぬ発見があります。

※ 自分が実際に、PHP初めたばかりの頃に世話になったリファレンスは、プチリファレンスPHP4でした。会社にあったPHP4のリファレンスですが、それなりに十分でした。


モダンを知る:パーフェクトPHP

ごく最近の本ですが、発売日に購入しました。初級者が読んで、すぐに全て理解できる本ではありませんが、手元に置いておくと良い本です。

モダンな実装と設計をちゃんと学ぶために、こういう本が一冊は必要だと思いました。普段、関わっている開発のレイヤーにもよりますが、巷のフレームワークを利用する上でも大事なエッセンスが詰まっています。

※ 詳しくは、本当に結構パーフェクトでした – 書評「パーフェクトPHP」 | GREE Engineers' Blogと、パーフェクトPHPが発売されました : アシアルブログで、アウトラインが紹介されています。


OOPを学ぶ:PHPによるデザインパターン入門

一般的な処理を掛けるようになったPHPerが、手続き的なスクリプトから、オブジェクト指向なクラスベースのプログラムに移行する段階で必要な本です。

デザインパターンは、本を読んだだけで覚わるものではないと思いますが、実際に手を動かしながらページをめくっていると少しずつ出来るようになってきて、楽しくなります。

残念ながら絶版本ですが、PHPによるデザインパターン入門 - Do You PHP?で、筆者の方が原稿テキストを公開されています。


その他開発の良書 +2選

直接PHPに関係はしませんが、ウェブの基礎技術と、プログラマー自身の生産性に関する書籍を2点。


ウェブの基礎:Webを支える技術

Webの本当に大切な基礎技術を網羅しています。特に必見なのは、HTTPの項と、Webサービスの設計の項です。HTTPの実装が分かると、ウェブで交わされるデータへの理解が一気に広がります。

基礎をまとめている教本でありながら、設計に役立つ実践書の側面をもつ、非常に有益でお得な参考書だと思います。

「Webを支える技術」。Webアーキテクチャを知り、Webサービスを設計するための一冊 - Publickeyとか、筆者さんがyohei-y:weblog: 『Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST』という本を書きましたで、本書について言及されています。


思考の方法:リファクタリングウェットウェア

最後は、好き嫌いが分かれそうな本。まさにプログラマーのための啓発書と言えます。プログラムの生産性はソフトウェアだけではなく、コードを書く人間自身にも大きく左右されます。

本書では、ウェットウェア(脳)をリファクタリングすると称し、人間の認知・行動的な側面からもたらされる最適化を紹介しています。


こうしてみると、日本人の本が多い

もちろん、オライリーとかの翻訳系も読みますが、やっぱり日本人には日本人の本、ってことですかね。国内のタイムリーなニーズに応えているという点でも、内容的にハマりやすいのだと思います。

ゆるふわPHPerはこういう本を読むといいよ!とかのオススメがあれば是非ご紹介いただきたい。SymfonyとかObjective-Cに進出したく向学心が溢れる今日この頃。ではでは。