下呂における温泉旅行、ついに水明館に到達す

水明館というファンタジーに至った

去る、6月の初旬に岐阜県は下呂市、日本三大名湯としても名高い下呂温泉に行って参りました。つーかこれまで何回行ったか...。温泉街の観光がいまさら必要ないくらいには行ってます。


部屋から臨む下呂温泉の市街地

部屋から臨む下呂温泉の市街地


到着早々にベランダで歓待してくれたハト

到着早々にベランダで歓待してくれたハト

下呂温泉 水明館は、界隈ではちょっとお高い値段設定の温泉ホテルです。じゃらんでポイントが溜まっていたのと、じゃらんの企画でポイント還元対象だったので、実質負担をだいぶ抑えながら訪れることができました。

たしか飛泉閣7階の和洋室だった気がしますが、清潔で広々とした良いお部屋でした。入室直後のきれいな状態で撮るのを忘れたので、ここにアップするのは控えておきます。

宿を出てちょっと歩くとすぐに土産物屋と地酒の販売所があるので、そこでツマミと酒を調達して部屋でダラダラすると良い感じです。川側かつ街を眺望できる部屋なので、景色もよいかんじでゆったりできます。

仲居さんがベッド使う? 小上がりの畳スペースに布団しく? と聞いてくれたので選択肢があるのも面白い。いや、ツインベッドあるならベッド使うけど。ラクだし。

館内には土産物屋やラウンジ、バー、ジムなど複数の施設があり、熱海後楽園ホテルを思い出す設備でした。いや、熱海後楽園ホテルのほうが広い気はしますが。


主に入れる温泉は館内に3箇所

館内は増改築を繰り返した結果か、複数の建物がつながるタイプの、地方で儲かってる系よくある温泉ホテル建築です。

最初に入ったのは 野天風呂

広々としていて、わりとゆったり入れる気持ちの良いお風呂。

ひさびさの下呂の柔らかい泉質が染みいる。...のですが、ひとつ難点をあげるならば、妙に水深が深い。ノーマルな日本人の座高だと、ケツを落ち着けた時点で顔面も湯に浸かります。浮力を活かしながら、微妙にケツの浮いた正座をキメるとちょうどよいくらいです。

次に入ったのは 檜の香る臨川閣「下留の湯」

間違ってもゲルの湯ではありません。シモドメの湯です。

高温風呂と低温風呂、それに檜風呂が分かれていて、館内ではたぶん一番あたらしい設備のお風呂です。脱衣所には無料で稼働してくれるマッサージチェアがあったりと、なかなか良いお風呂。ここはケツもちゃんと落ち着けられるし、自分の好きな低温風呂があったので二度入りました。

朝風呂は 街を見下ろす「展望大浴場」

展望風呂は夜に入ってもイマイチというジンクスに基づき、朝風呂で利用しました。

広々していて天気も見晴らしも良かったのですが、個人的には低温風呂がある下留の湯があればそれで良いか、という気持ちになりました。設備は一番古い感じかも。とはいえ別に気になるほどじゃありません。


温泉は撮れないので下呂の夜の川です

温泉は撮れないので下呂の夜の川です


夕飯は珍しく洋食

妻の誕生日ということもあり、妻の希望で館内の洋食レストランでディナー。本当に珍しく洋食です。わたしが洋食を自ら選ぶことがほぼないのです。まあまあ美味しかった。


メインディッシュの飛騨牛らしきビーフステーキ

メインディッシュの飛騨牛らしきビーフステーキ


館内のバーでしっぽり

たまにはこういうトコに備え付けであるバーも寄ってみようということで、夕食後の湯上がりに一杯。最近、バーではゴッドファーザーばかり頼むようになってます。あまくておいしい。バーテンダーの方と雑談してたら、酒販メーカーの新年挨拶用途と思われる干支を摸したウイスキーボトルを見せてくれました。

客は自分たち以外にいなかったのですが、ロビーで騒ぐ外国人観光客の群れの声は筒抜けで騒がしく、温かい気持ちになりました。


なんかオシャレな気がするバーのお酒

なんかオシャレな気がするバーのお酒


帰りは気になっていた蕎麦屋へ

以前から気になっていた蕎麦屋へ。非常に美味しかったのですが、詳細は外食ブログの 仲佐 - 岐阜 下呂 そば - ペロろぐ に書いたのでそちらをご参照ください。

温泉に浸かってから、ちゅるっと美味しい蕎麦をすすってから帰るのは中々贅沢ですね。これが車で行ける距離なのもまた嬉しい。


天ぷらとざる蕎麦

天ぷらとざる蕎麦


今回はいつも寄っているクソ熱い鷺の足湯にも合掌村にも温泉卵パフェの店にも寄らずに、車でまっすぐ帰りました。車だと道の駅とかにも寄れるので、いつもの電車旅とはまた違った体験も多く良い感じです。


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ahomuAyumu Sato

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東京資本で生きる名古屋の鳥類

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